集会場にあった音響機器の設定方法を紹介します。

会場の大きさや天井高にも収容人数にも左右されるのですが、出力の大きすぎる音響機器を使用するとハウリングやいろいろな問題を起こしやすいので注意したいものです。多くの教会では大は小を兼ねるからということで大容量のPA機器を使用するのですが音響の専門の担当者がいない限り、若者の音楽練習にしかならなく、年配者の方々は音が苦痛になり教会から離れる方々もいると聞きます。

礼拝にはそこに合った雰囲気が大切で、いったんでもハウリングやマイクを落とすなどの些細な事故が起こるだけで、それまでの雰囲気に戻るには時間も労力もいるものです。音響には準備・訓練が必要になりますのでそのことも学んでいきたいと思います。

少人数で1人から20人の場合には、音響設備がなくても問題はないのですが、将来の記録のためICレコーダーなどで録音しておくことをお勧めします。21人から50人の場合には100W前後のPAシステムがあった方が良いでしょう。51人から100人の場合には、音響の係もいると思いますので200W前後のPAシステムで良いと思います。101人から200人の場合にも基本的には音響係も必要になります。また、会場の大きさや常設なのか、毎回設置するのかによっても違いますが400W前後のPAシステムでフロアーモニターなどもあると良いと思います。201人から500人以上の場合には専門の音響担当者も必要になると思いますが、それだけではなく5年毎に買い替えを考えるなどの予算管理も必要になると思います。

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