土曜日, 5月 11キリスト教・例話集・週報アイデア集
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睦月 (むつき)

◆ 「今年こそ良い年でありますように・・・ 」という願いをもって、多くの人が正月を迎えましたが、この1年を有意義に生活するためにも、この始まりの1月を大切にしなければなりません。1月を日本古来の言い方で言うと、「睦月(ムツキ)」といいます。

◆ なぜ1月を「むつき」というのかは、諸説があってはっきりしない点が多いのですが、だいたい、つぎのように説明されています。

・1月は、1年の始まりで「本つ月(モトツツキ)」で、それが略されて「むつき」となった。

・春になって木々が芽ぐむという意味の「萌月(モエツキ)」がもとになっている。

・新年で一同むつみあう月「陸び月(ムツビツキ)」がなまって「むつき」になった。


◆ 「陸び月」の説が有力といわれていますが、1年の最初を、陸み合うことから始めることは、本当に良い年のはじまりといえるでしょう。キリストは、十字架にかかる前に、つぎのように語りました。

「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」 (ヨハネ13:34)


この戒めは、クリスチャンの基本となる最も大切なものです。なぜならヨハネの第1の手紙2章8、9節につぎのようにあるからです。


『互いに愛し合いなさい』というこの戒めを守る時、暗やみは過ぎ去り、キリストのうちにある、ほんとうの光が輝きわたるのである。『光の中にいる』と言いながら、同じクリスチャンを憎むなら、今でも暗やみの中にいるのである。」

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