木曜日, 5月 9キリスト教・例話集・週報アイデア集
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月: 2011年1月

ゴードン将軍の宝

ゴードン将軍の宝

1月 (睦月), 人物
Charles George Gordon、1833年1月28日 - 1885年1月26日 イギリス政府は、チャールズ・ジョージ・ゴードン将軍に対して、彼の中国での輝かしい功労に報いようとしたとき、ゴードン将軍はすべての金銭や称号を受け取りませんでした。しかし最後に、彼の33回の戦闘の記録を刻んだ金メダルを受け取りました。それは彼にとって最も大切な所有物となりました。彼の死後、そのメダルはいくら探しても見あたりませんでした。そして最後にわかったことは、次のようなことでした。 ひどい飢饉がおとずれた時、彼は金メダルをマンチェスターに送り、それをとかして貧しい人々のためにパンを買うようにと、ささげたのでした。金メダルを手放した日、彼の日記にはこのようにしるされてありました。「私がこの世において重んじていた最後の、そして唯一のものも、主イエス・キリストに引き渡した。」 彼の晩年はみじめな生活だったと思いますか。いいえ、喜びと平安に満ちた日々だったことでしょう。多くの人は、地位や財産に自分の生活の安定を求めようとします。しかし、自分を造られた神を知ること、また自分が神に知られていることは、何よりもすばらしい財産なのです。 「私たちすべてのために、ご自分の御手をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。」(ローマ8:32)...
風邪の治し方

風邪の治し方

7月 (文月), 知識
いよいよ寒い季節がやってきました。『風邪は万病のもと』といわれるほど、最初こじらせてしまうと、その後なかなか治りません。特に今年は、風邪をひかれない大切な体の人がいます。おかしいなと思ったら、早めに治すように気をつけましょう。 次に風邪の治し方のいくつかを紹介します。どんな風邪にも有効な方法を発明したら、ノーベル賞をいただけるそうです。あなたも挑戦してみては? 風邪を治すための各国の生活の知恵 ☆ ショウガをすりおろしたものを熱い紅茶に入れて飲む。・・・・・・・・・・・・・・・・(インド) ☆ 熱い風呂に入り、出たあと熱い紅茶にハチミツ、レモン汁をたらして飲む。(アメリカ) ☆ 熱いミルクに卵の黄身を入れてかき混ぜたものを飲む。・・・・・・・・(オーストラリア) ☆ レモン汁を熱くして一気に飲み、すぐに寝る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(クウェート) ☆ 卵の黄身にハチミツを入れてかき混ぜ、これを飲む。・・・・・・・・・・・・・・(タンザニア) ☆ 紅茶にレモン汁を加え、うんと熱くして飲む。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ギリシャ) ☆ 水と酢を一対一ぐらいの割合で混ぜたものを、ナベに入れて火にかける。ナベから立ちのぼる湯気で部屋を暖める一種の  入法。酢を含んだ蒸気が風邪に効く。(中国) さて日本式は? ☆ 梅干しをアミで黒く焦げるまで焼き、茶碗に入れて熱い番茶を注いで飲む。 ☆ ニンニクを生で食べても、焼いたり蒸したりしてもよい。ニンニクの成分アリシンの強力な殺菌作用を利用する。 ☆ 長ネギを刻んで、ショウガ、ミソに混ぜ、熱いお湯を注いで飲む。また、刻んだネギをガーゼにくるみ、首に巻きつけると、よいのどの湿布薬になる。 ☆ 体を十分温めるためには、塩を入れて塩湯にするとよい。また、足だけを湯につける“足湯”腰までつか...
睦月 (むつき)

睦月 (むつき)

1月 (睦月), カレンダー・陰暦・旧暦, 知識
◆ 「今年こそ良い年でありますように・・・ 」という願いをもって、多くの人が正月を迎えましたが、この1年を有意義に生活するためにも、この始まりの1月を大切にしなければなりません。1月を日本古来の言い方で言うと、「睦月(ムツキ)」といいます。 ◆ なぜ1月を「むつき」というのかは、諸説があってはっきりしない点が多いのですが、だいたい、つぎのように説明されています。 ・1月は、1年の始まりで「本つ月(モトツツキ)」で、それが略されて「むつき」となった。 ・春になって木々が芽ぐむという意味の「萌月(モエツキ)」がもとになっている。 ・新年で一同むつみあう月「陸び月(ムツビツキ)」がなまって「むつき」になった。 ◆ 「陸び月」の説が有力といわれていますが、1年の最初を、陸み合うことから始めることは、本当に良い年のはじまりといえるでしょう。キリストは、十字架にかかる前に、つぎのように語りました。 「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」 (ヨハネ13:34) この戒めは、クリスチャンの基本となる最も大切なものです。なぜならヨハネの第1の手紙2章8、9節につぎのようにあるからです。 『互いに愛し合いなさい』というこの戒めを守る時、暗やみは過ぎ去り、キリストのうちにある、ほんとうの光が輝きわたるのである。『光の中にいる』と言いながら、同じクリスチャンを憎むなら、今でも暗やみの中にいるのである。」...
成人の日

成人の日

1月 (睦月), 7月 (文月), 知識
ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月の第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に該当する日に変更された。そのため元々の1月15日には法律を改正しない限りやってこなくなってしまった。今年は 1月10日が、成人の日です。なぜこの日が祝われるのでしょうか。おとなとしての自覚をもって社会のために貢献できる年齢に達したからです。同じように、神の国の働きにも、霊の成人となった人の力が必要です。パウロは、「兄弟たち。・・・ 悪事においては幼子でありなさい。しかし考え方においてはおとなになりなさい。」(Iコリント14:20 )と勧めています。 近頃、おとなになることを拒否する『ピーターパン』的な成人が話題になっていますが、キリスト者は、主の働きにふさわしい真の成人に成長していかなければなりません。 ◆  民法第3条に「満20年を以て成人とす」とあり、満20才になった者は『成人』と呼ばれるわけですが、それに満たない者は何と呼ばれるのでしょうか。民法では『未成年者』ですが、少年法では『少年』といいます。また労働基準法では、18歳に満たない者を『年少者』といっています。身近なものとしては、学校教育法では『学生』とは大学生だけ、中学生と高校生は『生徒』です。小学生は『児童』、幼稚園児は『幼児』といいます。 法律によって呼びかたが異なるので、少しややこしい感じがします。...
語呂合わせがいっぱいのお正月

語呂合わせがいっぱいのお正月

1月 (睦月), 知識
『鏡もち』は、『もち』が『望(モチ)』で満ち足りるの意味。『裏白(ウラジロ)』は『歯朶(シダ)』のことで、『歯』は年齢で、寿命長久の意味。そして『しだ』い、『しだ』いに良くなるのです。また歯朶が裏白というのは、裏が白っぽいからで、『裏も潔白』というしるし。『ゆずり葉』は、親子代々ゆずって、子孫が長く絶えないという意味。 そのほか『昆布』は、『喜こぶ』『伊勢えび』は、『威勢』がよく、腰がまがるまで長生きするということです。『串柿』は、『柿』が『嘉来』に通じ、10個の柿を下の図のように分けて、『外(他人)には、にこにこ(2個、2個)、内(家族)は、仲睦じく(中6つ)』という意味です。語呂合わせをして幸せになるならいいのですが、昆布を食べたからといって、それで喜べるわけではありません。私たちは「本体はキリストにある(コロサイ 2:17)」ことを覚えて、食べ物や飾り物で幸せが来るのではなく、またそれらの物に特別な力があるように考えないようにしましょう。 『おとそ』は、お屠蘇と書きます。このお酒は、薬草が入っていますが、おにを『屠絶(ナクスル)』し、人の魂を蘇生(生き返らせる)』させるといわれ、屠絶と蘇生から2字をとり、屠蘇(トソ)というようになりました。中国では、とそを元旦に飲めば、1年中魔よけになると信じられ、9世紀頃、その風習が日本に伝わったものです。 「酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。(エペソ 5:18)」悪しき心を打ちくだき、魂をよみがえらせてくれるのは、酒の屠蘇ではなく、聖霊です。私たちは、日々聖霊に満たされていきましょう。...