木曜日, 5月 9キリスト教・例話集・週報アイデア集
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月: 2011年5月

この数字!!

この数字!!

知識
● 「現在、地球上の人口は爆発的に増大しつつある。2011年10月末には70億人になろうとしています。これが、あと10年足らずで、80億人に達するものと推定されている。そのとき、食料資源はどうなるか。FAO(国連食糧農業機構)の報告によると、現在すでに10億人が飢餓の状態にある。」といわれています。 ● 「地球上に住む人類は、いま70億くらいである。あと10年経ったころには、80億になると見られている。・・・ 人間の住む場所である地球はひとつ、人間という動物の餌=食料は、他の動物にとってもまた格好の餌になり得るから、無制限に獲得・保守することが難しい。・・・こうして地球全体の人類の最大収容限界はどうなるかというと、せいぜい50億人台どまりである。今もうそれに達している、それ以上に人類が異常発生したらどうなるか。こんな調子で気安くやっていったらすでにいくつかの動物の例でみたように(イナゴは大群で穀物を食い荒して死ぬ。グッピーは共食いをする。ネズミは集団自殺をする。など)動物である人間の上にも、なんらかの異変が生じないですむはずはない。」(西丸震哉  元農林省食糧研究所  「砦なき社会」より」) ● 「世界の人口は約50億人になった、という国連事務総長の報告が1990年にあった。一体地球上の人口はどこまで増え続けるのだろう。1800年当時の世界人口は、約9億人だった。2000年には約61億人に。200年間で人類は、8倍近くも増えることになるのか。まさに「人口爆発」である。」(朝日新聞「天声人語」より) ◇ 現在、核戦争が全世界を滅ぼすということで核兵器使用禁止の世論が高まってきています。核兵器が世界を滅ぼすのは確かでしょう。しかし、戦争がこれから仮に起きないとしても(ソンナコトハアリエマセンガ)、「人口爆発」は、人類を不幸にするでしょう。立花隆氏は「子殺しの...
数の不思議

数の不思議

知識
あなたの体は何個の細胞からできていますかと聞かれてすぐに答えられる人はあまりいないでしょう。学者の計算によると、13兆個ということです。ところがこの13兆の細胞の1つすら現在の科学ではつくり出すことはできません。かりに、造られたとしましょう。そして13兆の細胞を1秒間に1つずつ組み合わせて、1人の人造人間を完成させるには、43万年もかかります。しかし、母親の胎内ではわずか10か月で1人の人間が完成されるのです。 この人間の妊娠期間である10か月とは、280日です。280は、7の倍数(7×40) です。同様に他の動物の妊娠期間は、羊147日(7×21)、ライオン98日(7×14)、犬63日(7×9)、 猫56日(7×8)、野うさぎとねずみ28日(7×4)、はつかねずみ21日(7×3)で、みな7の倍数です。これはただの偶然の一致でしょうか。ここに創造者なる神の全能の業をあなたは感じませんか。 「どうしたら物事がよくわかるようになるのでしょう。それには、まず神様を信じ、神様を大切にすることです。・・・ 神様が知恵をお与えになるからです。神様のことばは知恵の宝庫です。」(箴言 1:7;2:6)  よく神を信じるのは非科学的だといわれます。確かに、現在の科学では証明できない事も信仰をもって受け入れます。それは『科学』は人間の学問ですから、人間を造られた神を信じることは、科学も含めたもっと大きなものを信じることです。ところでとうもろこしの粒の列は、いつも偶数で、奇数は無いそうです。とうもろこしを食べる時、あなたは何を感じるでしょうか。...
聖霊とは?

聖霊とは?

5月 (皐月), キリスト教, 知識
● 聖霊は、私たちの目には見ることはできませんが、神的人格をもったお方です。よく神からの力と表現することによって、人間の力のように人格のないもののように考える人がいますが、それは正しくありません。「聖霊は、すべてのことを探り・・(Ⅰコリント2:10)」「御霊が・・・賜物を分け与えてくださる(Ⅰコリント12:11 )」「御霊は、・・・聖徒のためにとりなしをしてくださる・・(ローマ8:27)」のように人格としての性質をもっています。つまり神ご自身です。 ● 聖霊は目に見えないのですが、聖書には「神の御霊が鳩のように下って・・(マタイ3:16)」や「激しい風が吹いて来るような響きが起こり・・・炎のような分かれた舌が現われて(使徒2:2,3)」などの記述から聖霊を、鳩、炎、油、風などにシンボル化することがありますが、勿論、それらと同一という意味ではありません。 ● 聖霊は、父なる神と子なる神によって遣わされた方であり、現在の働きにおいては父と子に従属しています。例えば“礼拝”においては聖霊を礼拝するようにとは聖書に書かれていませんが、聖霊の導きにあって礼拝するように勧められています。聖霊の使命と喜びは、信者を父と子とへの礼拝に引き出すことだからです。 ● 聖霊は次のような働きをします。 ・信者を新たにし、新生させる。(ヨハネ3:3~5) ・信者を、罪と死の法則から解放する。(ローマ8:2) ・信者を強くする。(エペソ3:16) ・信者が神の子どもであることをあかししてくれる。(ローマ8:16) ・信者に、キリストの品性の実を結ばせる。(ガラテヤ5:22,23) ・信者に、キリストの御言葉を思い出させる。(ヨハネ14:26) ・信者を、感謝と賛美に導く。(エペソ5:18~20)...
きょうは母の日

きょうは母の日

5月 (皐月), 知識, 祝日・記念日
母の日というと、5月の第2日曜日とだれでも知っていますが、これはアンナ・ジャービスという女性が母の命日に、亡き母をしのぶ記念の会を催し白いカーネーションの花束を霊前にたむけ、参会者に分けたのが始まりといわれています。でもこれはアメリカでの話で、日本の母の日は、5月5日ということを、御存じですか?『国民の祝日に関する法律』には、こどもの日(5月5日)は、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と書かれています。そして「幸福なるこどもは幸福なる母の所産である。母の慈愛に感謝し、母の努力に報い、母を祝福する意義がここにある」と説明されています。 でも、母への感謝は、法律にしばられたくないというのでしょうか、現在ではアメリカ流になっています。 母親を、敬いましょう。 「両親を尊敬しなさい。そうすれば、主であるわたしが与える国で、しあわせな一生を送ることができる。」 (出エジプト20:12)  母親には、従いましょう。 「かたくなで、逆らう子がおり、父の言うことも、母の言うことも聞かず、父母に懲らしめられても、父母に従わないときは・・・ 町の人はみな、彼を石で打ちなさい。」 (申命記21:18 21)   母親の生活が守れれるように、心を使いましょう。 「(十字架の上の)イエスは・・・ その弟子に『そこにあなたの母がいます。』と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分の家に引き取った。』(ヨハネ19:26,27)...
皐月(さつき)

皐月(さつき)

5月 (皐月), カレンダー・陰暦・旧暦, 知識
いよいよ5月になります。5月の古い言い方は、「皐月(さつき)」です。「さ」とは、田の神(あるいは、田植え)という意味で、「田の神の月」という意味です。「早苗(さなえ)」とは、「田の神の苗」という意味で、イネのなえです。ですから、皐月は早苗を植え始める月でもあるのです。もっともこれは旧暦での話ですから、新暦の現在では、1か月以上遅れることになるでしょう。 日本ではこのように、古くから稲作を中心にして生活してきましたから、 春になると、人の住んでいる里に「田の神」を迎え、米がよく育つようにお願いし、秋になると収穫を「田の神」に感謝し、山へ送るのが秋祭りでした。ですから、あくまでも人間の生活が中心になって、そこへカミを迎えて、よい生活ができるようにお願いし、また別の必要が生じたら別のカミにお願いをするのが、日本人の信仰生活でした。 クリスチャンになってからも、周囲の人のそのような姿を見て、キリストに対して、同じような信仰態度をもとうとすると、きっと挫折感を味わうことになるでしょう。自分中心からキリスト中心へ、キリストは愛の方であると全ての信頼を持つこと、これが日本的な信仰生活との違いでしょう。 5月5日の端午の節句は、中国から伝わったものですが、この日は厄日なので、変えようという考えから出ています。ですから葉が剣に似ている菖蒲や、香りの強いヨモギで魔除けをしようとしたのです。これも何か      行為によって、自分の生活から悪しきものを追い出そうという考えです。私たちが守られるのは、キリストによってです。キリストに全信頼を置き、キリストにつながっているならば、たとえ厄日であっても、悪魔がやってきても、信仰によって勝利することができます。 日本のいろいろな行事に出会う度に、私たちの信仰を今一度確かめましょう。 ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向か...