月曜日, 5月 20キリスト教・例話集・週報アイデア集
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この数字!!

● 「現在、地球上の人口は爆発的に増大しつつある。2011年10月末には70億人になろうとしています。これが、あと10年足らずで、80億人に達するものと推定されている。そのとき、食料資源はどうなるか。FAO(国連食糧農業機構)の報告によると、現在すでに10億人が飢餓の状態にある。」といわれています。

● 「地球上に住む人類は、いま70億くらいである。あと10年経ったころには、80億になると見られている。・・・ 人間の住む場所である地球はひとつ、人間という動物の餌=食料は、他の動物にとってもまた格好の餌になり得るから、無制限に獲得・保守することが難しい。・・・こうして地球全体の人類の最大収容限界はどうなるかというと、せいぜい50億人台どまりである。今もうそれに達している、それ以上に人類が異常発生したらどうなるか。こんな調子で気安くやっていったらすでにいくつかの動物の例でみたように(イナゴは大群で穀物を食い荒して死ぬ。グッピーは共食いをする。ネズミは集団自殺をする。など)動物である人間の上にも、なんらかの異変が生じないですむはずはない。」(西丸震哉  元農林省食糧研究所  「砦なき社会」より」)

● 「世界の人口は約50億人になった、という国連事務総長の報告が1990年にあった。一体地球上の人口はどこまで増え続けるのだろう。1800年当時の世界人口は、約9億人だった。2000年には約61億人に。200年間で人類は、8倍近くも増えることになるのか。まさに「人口爆発」である。」(朝日新聞「天声人語」より)

◇ 現在、核戦争が全世界を滅ぼすということで核兵器使用禁止の世論が高まってきています。核兵器が世界を滅ぼすのは確かでしょう。しかし、戦争がこれから仮に起きないとしても(ソンナコトハアリエマセンガ)、「人口爆発」は、人類を不幸にするでしょう。立花隆氏は「子殺しの未来学」(1973) の中で、人口の超過密が人にストレスを起こさせ異常行動に走らせると言っています。親の育児ノイローゼ、子殺し、子供の殺人、性不能、ポックリ病、花粉などのアレルギー反応などもそれらによるといいます。そんな中で私たちは生活しています。

◇ では、クリスチャンはどうしたらいいのでしょうか。D・ウイルカーソン氏のことばに注意してみましょう。

● 「私たちのまわりにあるすべてのものは、神のみ支配の下にあります。それが真理です。この乱れた世にあってすべてがどのように見えようとも、それは結局、神を愛し、神の目的に従って召された者のために、相働きて益となるとあるのです。神は、私たちを、そのみ手のうちに居らしめてくださいます。神の全能の翼の蔭に住む者を傷つける者は、どこにもありません。神の子らに悪の恐怖はありません。神の子らには、食を乞い求めるようなことは決してありません。神が終りの終りまで、必要の一切を満たしてくださるからです。このように言ったからとて、神が私たちを苦しみに会わせないとか、乏しい境遇に陥らないと約束されていると言うのではありません。神の約束は、魂の平安、心の安全を保証した約束です。そして、私たちは、真に必要なもの一切の超自然的配給の約束の上に立たされているのです。それゆえ、むやみにむさぼり求めてはならないのです。

『ただ衣食があれば、それで足れりとすべきである。』( テモテ 6:8)」

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