土曜日, 5月 11キリスト教・例話集・週報アイデア集
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ゴードン将軍の宝

Charles George Gordon、1833年1月28日 – 1885年1月26日
イギリス政府は、チャールズ・ジョージ・ゴードン将軍に対して、彼の中国での輝かしい功労に報いようとしたとき、ゴードン将軍はすべての金銭や称号を受け取りませんでした。しかし最後に、彼の33回の戦闘の記録を刻んだ金メダルを受け取りました。それは彼にとって最も大切な所有物となりました。彼の死後、そのメダルはいくら探しても見あたりませんでした。そして最後にわかったことは、次のようなことでした。

ひどい飢饉がおとずれた時、彼は金メダルをマンチェスターに送り、それをとかして貧しい人々のためにパンを買うようにと、ささげたのでした。金メダルを手放した日、彼の日記にはこのようにしるされてありました。「私がこの世において重んじていた最後の、そして唯一のものも、主イエス・キリストに引き渡した。」

彼の晩年はみじめな生活だったと思いますか。いいえ、喜びと平安に満ちた日々だったことでしょう。多くの人は、地位や財産に自分の生活の安定を求めようとします。しかし、自分を造られた神を知ること、また自分が神に知られていることは、何よりもすばらしい財産なのです。

「私たちすべてのために、ご自分の御手をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。」(ローマ8:32)

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