木曜日, 5月 9キリスト教・例話集・週報アイデア集
Shadow

神を信じる人のことば 6 – 松井千恵 (1926~ )

松井千恵    (まつい ちえ、 1926~ )

1949年、慶應義塾大学卒業。1956年、上智大学大学院修士課程終了。白百合女子大学教授(児童文化学科)を経て、仙台白百合短期大学学長。歴史学・児童文学専攻。「ひよこのあゆみ」などの著書

  • 松井千恵「『念祷』とは、黙祷というのとも違います。念は今と心と書くでしょう。今に心をおいておく、神の手の中に存在していることを感じることでしょうか。聖書のあることばを考えることもできますし、また『観想』といって、聖書のある場面を考えることもできます。結局わたしたちの生活というのは、キリストのあとについていく生活でしょう。ですからキリストの生活を想い、感じるわけです。そして意識の世界から神さまのほうへ、自己主張をやめ、自分から出て、神のまなざしに向かっていくことなんです。それは、語りかけというより、むしろ心の耳を傾けて、『聴く』ということです。聞こえてくるのではなく『感ずる』っていうのかしら。」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です