月曜日, 5月 20キリスト教・例話集・週報アイデア集
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日航機墜落事故から

1985年 8月12日に発生した日本航空123便の墜落事故では搭乗員524名中520名が死亡した。その墜落する飛行機の中で遺書を残した河口さん。その長女真理子さんは、「あれほど冷静な父が、遺書の中で『どうか神様たすけて下さい』と書き残したのをみると、本当に怖かったのだと思います。」と語りました。「どうか神様たすけてください」このことばには、人としての真実の叫びがあります。そして人は神を求めるものであることも教えています。

  日頃、神を知らない人は、神を知らないゆえに、神を求めません。しかし、神を知った人は、1度知ったことがあるというそれだけで、神を軽んじてしまうことがないでしょうか。「どうか神様たすけてください」これほどの真実の心をもって、神を呼び求めているでしょうか。義務的な心からではなく、日常の惰性的な気持からではなく、真実の心の叫びをもって神を求めていくべきです。

  また奇跡的に助かった日航のアシスタントパーサー落合さんの証言で、パニック状態の中でも人々の助け合いが見られたなど、この墜落事故から、人間とは、生きるということについてなど、多くの人々に考えさせる機会となりました。  私たちは、今一度日々を大切に生きることを考えてみましょう。

  「主を呼び求める者はすべて、まことをもって主を呼び求める者すべてに、主は近くあられる。」(詩篇145:18)

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