
偉大なこと
George Washington、(グレゴリオ暦:1732年2月22日 - 1799年12月14日(ユリウス暦:1731年2月11日生まれ)
アメリカの初代大統領は、1731年 2月22日に生まれました。ワシントンといえば、彼の少年時代、父親の大切にしていた桜の木を切り、怒った父親に正直に告白したとして、彼の正直さをあらわすエピソードとして世界的に有名です。ところが、この逸話は、彼の伝記を書いたメイソン・ロック・ウィームスの創作による付け加えなのです。
しかし、この逸話が作り話であったとしても、それを多くの人々が信じてしまうほど彼の人柄はすばらしかったのでしょう。彼は大統領になってからも、「神と聖書なしに、この世を正しく統治することは不可能である。」と語っています。彼は自分の魅力や力によって、その偉大な仕事をなしとげたわけではありません。神のことばに支えられ、神と共にアメリカの人々を導いていったのです。
旧約時代の偉大な人アブラハムが「神の友と呼ばれた(ヤコブ2:23)」ように、偉大であるかどうかは、その人が生前に人々の目から見て大きなことをしたかどうかではなく、神にあって神と共に歩むこと、そのことが、その人の人生を偉大にするのです。...