日曜日, 5月 12キリスト教・例話集・週報アイデア集
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日の吉凶はあるのか?

  • カレンダーの横を見ると『大安』とか『赤口』と書いてあるのを見かけます。あれはどのような意味をもつのでしょうか。
  • 西暦1350年頃(足利尊氏時代)に、中国の元から「事林広記」という書物が日本に渡来しました。この中に1週間を今日のように7曜(日月火水木金土)でよばずに『大安・留連・速喜・赤口・小吉・空亡』の6曜でよんでいました。その後、徳川時代になって3度ほど、文字や順序が変わり、最後に現在の『先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口』となりました。
  • 本来は、曜日の呼び方であったものが、変化していくうちに、漢字の意味から日の良し悪しを決めてしまったのです。例えば最初の『留連(リュウレン) 』は『流連』となり音が似ているということから『友引(ユウイン)』となり、現在は『ともびき』と読み、友を引く日となり、この日に葬儀をすれば死者がだれかをつれてあの世に行くと信じられるようになりました。
  • 左の薩宙は、psalm118_24新しく作った戦闘機に御祓をしているところです。21世紀の祭典といわれる科学万博も筑波山神社で、コンパニオンが成功祈願をして始まりました。人間の力以上に、偉大な力があることを恐れる気持は大切ですが、それが何であるかを知らなければ意味がありません。そして、必要のないものにまで意味をつけて、喜んだり恐れたりしているのは自由な生き方ではありません。 「キリストは自由を得させるために・・・(ガラテヤ 5:1)」この地上に来られました。日の吉凶は意味がありません。

「これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。」(詩篇 118:24)

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