日曜日, 4月 28キリスト教・例話集・週報アイデア集
Shadow

サンタクロースのトナカイ

♪ 私はトナカイ。そうサンタクロースさんのそりを引いています。世界中を走り回らなくちゃならないから、とても忙しいの。

♪ 私はメスです。えっ、角があるのにメスかって?ええ、これにはこんな事情があるのです。トナカイには、オスもメスも角があります。ところが冬の初めの11月ころ、オスの角はぽろりと落ちてしまいますが、メスの角は落ちないで残ります。その理由は私にもよくわかりませんが、角のあるメスのほうがオスより強い立場になるのは確かです。ですから冬の間、乏しい食料も、角のおかげで、オスよりも多くとることができます。勿論、メスだけがたくさん食べるということではなく、メスにはたいてい子どもがいるでしょう。きびしい冬の間角のおかげで、メスや子どもが飢え死にせずに過ごせるというわけ。神さまは、すばらしいプレゼントをくれたものです。

♪ ですから、サンタクロースのそりを引いているトナカイで、角をつけたのは、全部メスというわけ。どう?女性は働き物でしょ。

♪ ところで私たちは何頭でそりを引いていると思いますか。1頭?2頭?・・・ それは中小企業のサンタクロース。正しくは8頭です。そんなにいたかって?アメリカの神学博士クレメント・クラーク・ムチ 週という人の「クリスマスの前の晩、聖ニコラスがやって来る」という詩の中に出てくるのです。ムーアの詩によると、サンタのそりを引くトナカイは全部で8頭で、しかも1頭ずつに名前がついています。それはダッシャー、ダンサー、プランサー、ビクスン、コメット、キューピット、ダンダー、ブリッツェンの8頭です。名前があるなんて、あなた知ってた?

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